住宅の基礎を解説！住宅リフォームマニュアル～シックハウスとは～

木質建材などに使われるホルムアルデヒドは有害な化学物質を発散するため、使用には次のような対策が求められている。

建築材料をホルムアルデヒドの発散量によって4つに区分。
発散量が多い建材は区分ごとに使用面積が制限される。F☆☆☆☆(フォースター)なら使用量に制限がない。

[ホルムアルデヒドを発散しやすい建材]
木質フローリング、合板、壁紙、断熱材、接着剤、塗料など

原則としてすべての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられており、住居では換気回数0.5回/h*以上が必要。
*0.5回/h…1時間あたり部屋の空気の半分が入れ替わる。

天井裏、壁内、収納スペースなどから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐため、天井裏に換気設備を備えたり、通気止めなどの処置を施す。

シロアリ駆除剤として使用されているクロルピリホスは、居室を有する建築物での使用は禁止されている。

現在の住宅は気密性が高くなり、室内に有害物質か高濃度で留まりやすくなったのも、シックハウス症候群の原因の一つ。
十分な換気設備の設置が、有効な対策とされています。

新築やリフォームした住宅に入居した際に、目がチカチカする、喉が痛い、めまい、吐き気、頭痛がするなどの症状が出たとき、シックハウス症候群が疑われます。

ホルムアルデヒドを発散する建材はJIS、JASによって等級記号の表示が義務付けられています。
F☆☆☆☆(フォースター)は発散量が少なく規制対象外となり、制限なしに使えます。

揮発性の有害物質は、建築材料だけでなく、家具や防虫剤、化粧品などから発散されることも。
部屋の換気を十分に行い、身の回りの日用品などにも気を配ることも大切です。

いかがでしたか？
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください！