【価格のことを聞かれたら】使える営業トーク2選

2020年12月24日
営業トーク

これまで主婦に刺さるホーローキッチンの営業トークをご紹介してきましたが、今回は「価格」のお話です。

タカラスタンダードの定価は、商品の価値に見合った「適正な価格」。

そのため、お客様が取扱店からご購入の際に大幅な値引きがありません。
そのことで、貴社からお客様への提案時に「価格」のお話になることも多いかと思います。
今回は、そんな時に使っていただける、見積前・見積提示時の営業トークを2つご紹介します。

【1】見積前に…「値引きできない=高いんでしょ?」への回答で誠実さをアピール!

お客様が事前にインターネットでリフォームに関するサイトやメーカーのサイトをご覧になっていたりすると、「タカラスタンダードの製品だけ値引きができないのはなぜ?」と感じられることもあるかと思います。
そこで、見積前にお客様へタカラスタンダード製品をおすすめいただく時に聞かれがちな「値引きできない=高いんでしょ?」というご質問を、貴社のチャンスに変えるトークの一例をご紹介します。

【お客様】
タカラスタンダードは値引きができないってネットで見たんです。値引きできないってことは、やっぱりお高いんですよね?
【ショップ様】
いえいえ、タカラスタンダードの価格は、値ごろ感ありますよ。
【お客様】
値引きできないのに値ごろ感があるって、どういう意味?
【ショップ様】
タカラスタンダードさんの場合、値引きを前提とした価格設定ではないんです。「はじめから商品の価値に見合った価格設定をし、透明性の高い取引を行う」という方針で、それを『適正価格』と仰っています。価格に対する考え方が他とちょっと違うんですよ~。このグラフを見ていただければよりわかりやすいですよ!
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【お客様】
タカラさんは、他のメーカーより希望小売価格が低いということですか…?
【ショップ様】
そうです。一方で、他メーカーの場合は値引きができるので、結果的には購入価格がタカラスタンダードの価格に近くなることがありますね。
【お客様】
適正な価格がわからなくなっちゃいそうで不安だな…。
【ショップ様】
大丈夫ですよ!価格はつまり、お客様が受け取る「モノ・サービスの価値」です。お客様の目でしっかり商品を見比べて、求める価値に見合ったものをお選びください。そのために、私たちが適切なアドバイスやご提案をさせていただきます!
【お客様】
ありがとうございます(きちんと裏側まで説明してくれて誠実な会社だな…)。最終的に同じ価格になることもあるみたいだし、とりあえず何でもかんでも値引きができればいいというわけでもないですね。
【ショップ様】
もしよろしければ、実際の見積書をお作りして具体的にご説明しましょうか?

●ポイント

ポイントは、『適正価格は、お客様・取扱店・タカラスタンダードとの取引を、透明性のあるものにするためのお約束である』というタカラスタンダードの方針をご理解いただくことです。

事前に調べたり人から聞いたりして「リフォームは値引き交渉をするのが当たり前」と思っているお客様もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にこそ、タカラスタンダードの方針をご理解いただき、そのなかで水回り業界の希望小売価格と実際の販売価格の関係についてもなんとなく知ってもらうことで、新しい比較検討の視点を誠実にご提示できるようになります。
お客様の視点が変わったタイミングで、自然と見積提示につなげていきましょう。

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【2】見積提示で…「値引きしてもらえない?」への回答でホーローの良さを再提案!

ご希望の商品がある程度しぼられ、タカラスタンダードを含め複数のお見積を提示するタイミング。
そこで、同等スペックの商品同士で、値引きによりタカラスタンダードの商品より他社の価格が安くなった時など、値引き率や価格を見てお客様が「あれ?」と感じられることもあるのではないでしょうか。
そんな時は、ホーローの良さを再確認してもらえるチャンスです。

【お客様】
(見積を見ながら)うーん、タカラさんの商品ももう少し安くなりませんか?
【ショップ様】
タカラさんは素材そのものが良いものなので、他と似たようなスペックに見えても実際は全然違うんですよ。
【お客様】
まあたしかに、ホーローはキッチンには良さそうだったけど…
【ショップ様】
キッチンは10年、20年、毎日使い続けるものなので、値段だけでなく長い目で見てしっかり選ばれる方が結果的に良いお買い物をしていだけますよ。タカラスタンダードのホーローキッチンを40年以上も現役で使われている事例もあって…(ページを見せる)
【お客様】
ホーローってほんとにそんなに長持ちするんですか?
【ショップ様】
はい。タカラの場合はその価値込みでこの価格なんです。
【お客様】
たしかに40年以上使っているようには見えませんね!でも、ここですぐには決められないわ…。
【ショップ様】
実物をご覧になれば、それぞれの商品や価格にご納得いただけると思いますよ。私どもも同行しますので、今度の日曜日に各社のショールームを回ってみませんか?

●ポイント

ここでのポイントは、「長期的視線」に話を持っていくことです。

お客様も、見積の価格を目の前にするとどうしてもそこに近視眼的になりがちですが、キッチンは何十年毎日使うもの。
その「長期的視線」に話を持っていくと、今まで価格しか見えていなかったお客様の頭のなかに、もうひとつの検討軸を作り出すことができます。
それでもお客様にとっては一生に一度のお買い物。じっくり比較検討していただくために、ショールーム見学をご提案しましょう。
お客様の将来の生活まで考えた上で良いものをおすすめするトークができると、信頼感も生まれます。

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いかがでしたでしょうか。今回の営業トークも、ぜひ現場でお役に立てていただけるとうれしいです。
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今後も、営業テクニックや市場動向、などさまざまな記事を公開予定!
ぜひまたご参考いただけるとうれしいです。

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