住宅の基礎を解説!住宅リフォームマニュアル ~分電盤・給湯器チェック法~
2022年11月16日
マニュアル
水回りリフォームで欠かせないのが、分電盤、給湯器の確認です。現場調査に行ったら必ずといってもいいほど確認する場所なので、どこを見たら情報が得られるのかおさえておきましょう。
現場調査では最低限の情報を入手
リフォーム前には専門業者に必ず確認してもらうこと
【分電盤】アンペア数と空きブレーカー数を確認!
デジカメのマクロモード(接写モード)を使って撮れば、書く手間が省けます!
【ガス給湯器】メーカー、品番を確認!
給湯器本体に貼られているラベルから確認します。現在の設置場所や設置方法も調べます。
分電盤・給湯器チェック法のポイント
分電盤の回路数をチェック
IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機、浴室換気暖房乾燥機など専用回路が必要な機器を設置すると、回路数が足りなくなる場合があります。その場合は分電盤ごと交換します。
単相3線式?単相2線式?ってなに?
分電盤の蓋を開けて、赤・白・黒の線で構成されていたら、単相3線式。100V・200Vの電気を使用できます。一方、赤・白の線で構成されていたら単相2線式。100Vの電気しか使用できません。
給湯器は屋外に設置する
古いタイプの「瞬間湯沸かし器」は、不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故を起こす危険があります。リフォームの際には、屋外設置の給湯器に交換しましょう。
マンションの場合はサイズに注意!
パイプスペースの扉の中に給湯器が納まっている場合、設置できる品が限られます。メーカーに既設の給湯器の品番を問い合わせれば、同サイズの給湯器を提案してくれます。
いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!
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