【110周年】コロナ禍でも実績を伸ばしたタカラスタンダードのこれから

2022年6月15日
コラム

2022年5月30日。タカラスタンダードは【創業110周年】を迎えました。
日頃より支えてくださるパートナーショップの皆様に心からお礼申し上げます。
今日は、今年予定をしている110周年記念のコラボ企画や、タカラスタンダードの今後の展望についてご紹介。
お力添えいただいているパートナーショップ様に報えるよう、タカラはこれからもどんどん進化します。今後の営業にお役立ていただける情報もございますので、ぜひご参考ください。

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【1】2022年は、110周年コラボ企画が目白押し

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2022年は年中お祭りです。「次のスタンダードをつくるんだ。」をスローガンに、創業110周年を記念した数々の企画やコラボキャンペーンを実施します。以下の①~③は「110周年記念サイト」より詳細のご確認が可能です。ぜひご参考になってください。

①「創業110周年記念ロゴ」を公開

変わらないものを大切にしながら、未来に向けて「進化・変革」するという思いを込めて『110周年記念ロゴ』を作成しました。大阪・関西万博の公式ロゴマークを考案したアートディレクター/グラフィックデザイナー・シマダタモツさんとのコラボです。

②土屋太鳳さんナレーションの「タカラスタンダード 創業110周年 記念ムービー」

創業110周年を記念して、タカラスタンダードのイメージキャラクター土屋太鳳さんがナレーションを担当する特別動画を公開。テーマは「次のスタンダードをつくるんだ。」変わり続けていく時代と共にこれからも変革を続けていく、という思いをお伝えする動画を作成しました。動画の中では、日々目まぐるしく変わる人々の生活に寄り添う当社の製品や社員の姿を描いています。タカラスタンダード公式サイトやテレビコマーシャルとしても公開中です。

③有名人多数!クレヨンしんちゃんともコラボした「タカラスタンダード110周年記念サイト」

30周年を迎える「映画クレヨンしんちゃん」や、かずかずの有名人とコラボした『110の水まわり~New Standardを探して~』という記念サイトをオープン!

④通天閣「TOWER SLIDER」とのコラボ

先月5月には、タカラスタンダードが創業した1912年に誕生した通天閣とのコラボも公開!通天閣にある全長60mの滑り台の3階乗り場に、ホーロー壁素材「エマウォール」を寄贈しました。

⑤吉本興業「住みます芸人」とのコラボ

タカラと同じく110周年を迎える吉本興業とのコラボ企画「吉本『住みます芸人』タカラ放浪記」も公開中。全国約170ヶ所にあるショールームを地元芸人が放浪し、紹介しています。

2022年はまだまだ、お客様へのご提案時の後押しとしてご利用いただけそうなコラボ企画をたくさん計画中です。ぜひご活用ください。

【2】2021年 コロナ禍でもタカラスタンダードが好調だったワケ 2つの戦略とは

創業110周年の節目となる今年2022年に向けて、2021年から準備をしてきたことがありました。それが、中期経営計画です。
タカラでは、この3年間を「持続的成長に向けた土台作りに取り組む3カ年」と位置づけ、さまざまな取り組みを進めた結果、コロナ禍の2021年度においても業界平均より良い業績をあげることができました。

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これを支えたのは、特に2021年度に土台作りの一環として取り組んだ「プロダクト戦略」と「プロモーション戦略」の2つの効果が高いと考えています。

①プロダクト戦略:ホーローの技術革新

まずは、ホーローの技術革新(インクジェット技術の革新→デザインバリエーションの大幅な増加)に着手しました。
結果、2021年にはキッチン「レミュー」でこれまでにないデザイン(つや消し柄、平面だけではなく立体的なパーツにも対応)をリリース。インテリアトレンドにマッチしたキッチン空間を提供し、これまで以上にこだわりの強い層にも対応。より多くの人がより快適で綺麗な暮らしを楽しめるようさらにラインナップを広げることができました。

②プロモーション戦略:3本柱

プロモーション戦略を、「メディア」「ネット・デジタル」「ショールーム」という3本柱で改革しました。

まず「メディア」では、テレビCMの見直しと、大量投下(認知・ブランドイメージの向上)、テレビの取材対応や、テレビドラマのセットでの活用などを実施しました。

そして、「メディア」で行ったプロモーションの受け皿になる「ネット・デジタル」では、増加したホームページ訪問者を、ショールームに送客するためのコンテンツを強化。
ホームページの大幅改修を行い、Web予約の予約数も大幅増加、アクセスも強化前の2018年度と比べて約3倍まで増加しました。

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さらに、「ネット・デジタル」から送客された「ショールーム」では、ハード面・ソフト面ともに改革を実施。

ハード面では、ショールームの移転やリニューアルを積極的に実施しました。
名古屋駅前を新設し、大阪HDCショールームをリアルとバーチャルによるハイブリット型の最先端ショールームとしてリニューアル。
紀南ショールームの新設や山形ショールームの移転など、都市部以外のショールームも強化し、深く地域に根付く環境作りを行いました。

ソフト面では、コロナ禍のニーズの変化に合わせて「全国で働くおよそ800名の正社員ショールームアドバイザー」の再教育に注力。
その結果、2021年に実施したイメージ調査では、「建築関係者が選ぶ信頼できるショールーム」「アドバイザー顧客満足度」「相談してよかったショールーム」でナンバーワンに。

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キッチンのリフォームを実施した人への2021年10月のアンケート調査結果でも、購入の決め手は「メーカーのショールーム」が1位になっています。
キッチン・バスルーム・洗面化粧台は、高額で、毎日使う、生活の質を大きく左右する商品です。
必ず現物を見て、触れて、納得していただき、本当に満足する商品を購入してもらいたい。
タカラスタンダードは、時代は変わっても、商売の要はショールームだと考えています。

【3】次のスタンダードをつくる!~2022年度営業方針~

2021年は、テレビからホームページへ、そこからショールームへお客様を送り込む新しいフローがうまく機能し始めた年でした。
そして2022年は、さらにそれぞれを磨いていく年です。

2021~2023年の3年間を「持続的成長に向けた土台作りに取り組む3カ年」と位置づけた中期経営計画。
この最終年度の2023年までに、コロナワクチンの3回目接種、経口薬の開発、Gotoキャンペーンの復活など、これからまだまだ時代に大きな変化が訪れる可能性は高く、その影響で水回り市場が縮小するなどの変化もあるかもしれません。
2021年10月にとったお客様へのアンケートからも、引き続き社会の変化が訪れるだろうことが読み取れます。

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だからこそ、引き続き変革が必要だと考え、2022年、タカラスタンダードでは

【変革1】「キッチンのタカラスタンダード」から「浴室もタカラスタンダード」へ
【変革2】「新築のタカラスタンダード」から「リフォームもタカラスタンダード」へ
【変革3】「国内重視のタカラスタンダード」から「海外にも積極的なタカラスタンダード」へ

という3つの変革戦略を推し進めています。

【変革1】「キッチンのタカラスタンダード」から「浴室もタカラスタンダード」へ

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タカラスタンダードの売り上げの約6割はキッチン(業界シェアナンバーワン)ですが、ここ数年浴室も売り上げが伸びています。

2021年に実施した「浴室満足度イメージ調査」でも、業界主要メーカー6社の中から

・オススメしたい浴室No.1
・品質満足度No.1
・お手入れ簡単な浴室No.1
・プロが自宅に選ぶ浴室No.1

を獲得。2011年からの10年間で約3.2倍の売り上げとなり、年々シェアを拡大してきました。
2020年12月、さらなるシェアの拡大を目指し「リラクシアMPタイプ」を発売。
2022年8月には、肩湯や自動洗浄機能などにも対応し高級クラスから普及クラスまで幅広いニーズに対応した「グランスパ」という新シリーズも発売予定です。

【変革2】「新築のタカラスタンダード」から「リフォームもタカラスタンダード」へ

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2021年、タカラスタンダードの新築分譲マンションのキッチンシェアは、約8割となりました。
2011年からの10年間で、売り上げも約2.3倍まで伸びています。
この新築市場でシェアを拡大してきた実績は、今後のリフォーム売り上げの拡大にもつながると考えています。
顧客情報を生かし、お客様とつながり続け、10年後のプチリフォーム顧客として、タカラを選んでもらえるようになる。その成果は着実に現れ始めています。

生涯にわたってホーローを使っていただく。そのためにも、リフォームをターゲットにした商品開発やプロモーションを積極的に実施しつつ、引き続き新築市場も重視していく方針です。

【変革3】「国内重視のタカラスタンダード」から「海外にも積極的なタカラスタンダード」へ

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海外でも、直近6年間で売り上げが約10倍となり、ホーロー商品は高く評価されることを確信しました。専用商品の開発を積極的に実施し、コロナが終息次第、駐在員事務所の設立などを行い、今後10年以内で約100億円という高い目標を目指していきます。

2022年も、デジタルを活用した営業活動の強化、パートナーショップ様との連携強化、110周年関連プロモーションを実施し、認知度や信頼感、ブランド力を向上させ、お客様指名を獲得し、パートナーショップ様に貢献できるように努力し続けてまいります。


いかがでしたでしょうか。私たちの着実な実績は、そのままお客様への信用にもつながります。ぜひ営業の現場でも、上記の数字・データをご活用になってください。
なお、中期経営計画についてさらに詳しい情報をご提供可能です。ご要望あれば、いつでも当社営業担当までご相談ください。

当社の中期経営計画のスローガンは、「ホーローと共に光り輝く魅力ある企業へ」です。より多くの人がより快適で綺麗な暮らしを楽しめるように、お手伝いする。それが、当社だけが可能な社会貢献だと確信しています。創業110周年という節目となる今年。高品位ホーローとショールームというコアはそのままに、新生タカラスタンダードを目指していきます。

当サイトではこれからも引き続き、人材育成や営業活動でご活用いただけるノウハウ記事を、本サイトで毎月ご提供しています。次回もぜひまたご参考いただけるとうれしいです。

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