住宅の基礎を解説!住宅リフォームマニュアル ~給排水ガス設備配置図~

2022年6月15日
マニュアル

給排水ガス設備配置図は、キッチン、浴室、便器などの各衛生器具、給湯器などの設備機器と、給水管、給湯管、排水管、ガス管などの接続位置や関係を表します。

給排水設備の位置を確認し、将来のメンテナンス性にも配慮

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①ガスカラン

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②ガスコック

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③リモコン

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④混合栓

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⑤給水栓

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⑥ガスメーター

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⑦シャワー

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⑧排水

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⑨量水器

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⑩パイプスペース

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給排水ガス設備配置図のポイント

建物よりも短い耐用年数に注意

一般的な住宅が50~60年程度で建て替え時期がくるのに対して、配管類は15~30年程度が交換時期。耐用年数が短いので、将来の取り替えを前提にした計画が必要です。

効率のいい配管で掃除をしやすく

浴室、トイレ、キッチンなどの水回りを集中させて、できるだけ配管ルートを集約させることが大切。配管長を抑えることで、排水管内の堆積物の定期清掃がしやすくなります。

メンテナンスしやすいよう点検口を設ける

1階の床下配管や、2階以上で下階天井配管となる場合は、必ず点検口を設けます。床や天井を壊すことなく、不具合を確認したり更新することができます。

排水ルートを決めるときは“音”にも考慮

排水管の位置によっては、2階以上からの排水音が階下に聞こえることもあります。音にも配慮して、排水管が通るルートを決定します。


いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!

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