住宅の基礎を解説!住宅リフォームマニュアル~キッチンリフォーム~

2023年2月15日
マニュアル

リフォームで主婦がもっとも関心の高いキッチン。
最近のスタイルやレイアウトの傾向、特徴を理解して、お客様のニーズに応えましょう。

生活スタイルに合わせた
使いやすいキッチンを提案しよう。

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【クローズ型】

キッチンを完全に独立させたタイプ。

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◆メリット

調理場の雑然とした様子が来客などから見えず、視線を気にせずに調理に集中できる。
キッチンから発生する煙や音、生ごみの臭いなどが他の部屋に広がりにくい。

◆デメリット

調理する人が孤立しがちで、調理中に子どもに目が届きにくい。
ダイニングまでの距離があるので配膳や後片付けの移動がたいへん。

【オープン型】

リビング・ダイニングに開放されているタイプ。

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◆メリット

開放的で部屋を広く使え、キッチンが明るくなる。
リビングなどでくつろぐ家族とのコミュニケーションが取りやすい。

◆デメリット

キッチンの様子や調理をする姿がすべて見えてしまい、部屋全体が雑然とした雰囲気になりがち。
調理中の臭いや音などが部屋中に広がる。

【セミオープン型】

キッチンとリビング・ダイニングを対面式キッチンで仕切るタイプ。

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◆メリット

手元を隠して調理しながら、家族の様子を見たり、会話することができる。
比較的、煙などの処理もしやすい。
配膳や後片付けがラク。

◆デメリット

収納場所を含め、キッチンスペースをある程度、広めにとる必要がある。

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【Ⅰ型】

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キッチンセットを一列に並べたもの。
調理中の動きが直線なのでラク。

【Ⅱ型】

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狭い空間でも作業がしやすく、収納スペースも多くとれる。

【L型】

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調理のための移動距離が短い。
複数での調理もしやすい。

【アイランド型】

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中央にキッチンセットの島を作ったもの。
多人数で調理を楽しめる。


キッチンリフォームのポイント

キッチン台の高さの目安

最近のキッチン台は、標準製品でも80、85、90cmと高さが選べます。
最適な高さの目安は「身長÷2+5cm」といわれています。
よく料理をする人を基準に高さを選びましょう。

調理スペースは60~90cmを確保

シンクとコンロの間にある調理スペース。ある程度の広さは必要ですが、広すぎても作業効率が落ちてしまいます。
2、3歩で移動できる60~90cmが適当とされています。

ゴミ箱スペースを忘れずに

一般的にゴミの分別が義務付けられているので、3つ以上はゴミ箱が必要。
意外とスペースをとるので、あらかじめ作業動線の邪魔にならない位置に置き場所を決めておきましょう。

冷蔵庫の置き場所に注意

冷蔵庫の扉は右開きが多いので、配置に注意が必要です。
キッチンで作業するときの使いやすさだけでなく、扉の開閉や引き出しなどの使い勝手も配慮して、位置を決めましょう。


お客様に「どっちがいいの?」と聞かれたら…

◆キッチンの壁面は… タイルorキッチンパネル

色や柄の自由度が高いタイル。ただし目地の手入れが面倒な部分も。
キッチンパネルは継ぎ目が少なく、汚れ落ちがいいので、サッと拭くだけでお手入れが簡単。

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◆収納は… 開き戸or引き出し

開き戸タイプは、鍋やボウルを積み重ねて収納するため、下や奥にあるものが取り出しにくく、デッドスペースも生じやすくなります。
引き出しタイプは平置きに収納できるため、空間を有効活用でき、収納力は1.5倍に。

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◆食器洗いは… 食器洗い乾燥機or手洗い

食器洗い乾燥機は設置スペースが必要で、その分キッチンの収納が減ります。
ただし少量のお湯を循環して効率良く洗うので、水量は手洗いの1/6~1/9。60℃以上の高温洗浄も魅力です。
時間や労力の節約にもなります。

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◆ガスコンロorIHヒーター

ガスコンロは炎が見えるので火力がわかりやすいのが特徴。
現在では全機種に安全センサーが標準装備され安全性も向上。
IHヒーターは熱効率がよく、凹凸がないのでお手入れが簡単。
火を使わないので、高齢者の調理にも安心です。

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いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!

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