住宅の基礎を解説!住宅リフォームマニュアル ~現場調査に必要な7つの道具~

2022年8月24日
マニュアル

正確なデータを測定し、現状を把握するためには専用の道具が必須です。
忘れずに持参したい、現場調査の必須アイテムをまとめました。

正確で手際のいい調査に不可欠なアイテム。
現場調査の持ち物をチェックしよう。

◆コンベックス

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金属製の巻き尺のこと。ステンレス製なら錆びにくく落下衝撃にも強い。太くしっかりしたものがよい。

◆デジカメ

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既存建物の状況をデータとして記録。天井裏や床下など体が入らない箇所も、カメラで撮影して確認できる。

◆方眼紙

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簡単な間取り図やパース図を描いたり、寸法を記入する。

◆脚立

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天井の点検口や屋根裏をくときに役立つ。

◆レーザー水平器

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床や壁の傾きを測定できる。

◆ライト

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天井裏や床下など暗い場所、特に設備配管やダクト経路、電気配線の確認に必須。

◆クラックスケール

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コンクリートのひび割れ(クラック)の度合いを計測できる。

これもあったら便利!

◆ジャンパー

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狭い場所や外回りでも、スーツの上にはおれば汚れない。

◆ハンド鏡

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頭が入らない箇所、直接目視できない裏側の確認に便利。

◆スニーカー

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特に女性は重宝。ヒール靴は庭に靴跡が残ってしまうのでNG。

現地調査のアイテムのポイント

デジカメは広角レンズがおすすめ

広角レンズなら、より広い範囲を1枚に収められるので、キッチンやトイレなどの狭い空間もきれいに撮影できます。

91mmピッチの方眼紙が便利

住宅はほとんどが910モジュール(910mm=約3尺)で建てられています。方眼紙1マスを910×910として間取りを記入すると大きさがわかりやすくなります。

脚立の脚にはタオルを巻くこと

脚立を使うときは、床が傷つかないように、事前に脚にタオルを巻いて養生をしておくようにします。

女性の営業マンは服装に注意

調査ではしゃがんだり、脚立に上ることもあります。胸が大きく開いた服や、タイトや短い丈のスカートは避け、動きやすい服装を心がけましょう。


いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!

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