明日から即使える！住宅リフォームマニュアル～接客マナー・リフォームの流れ～

リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
ぜひご活用ください！

お客様にリフォームをすすめる上で、まずはしっかり理解しておきたいのがリフォームのメリット。
一方で、こんなデメリットがあることも知っておきましょう。

既存の構造や部位を残しつつ必要なところだけ工事をすればいいので、大規模なリフォームでも一般的には建て替えより費用を安く抑えることができます。

工事範囲が限られるので、工期は比較的短くてすみます。仮住まいや引越しが不要となる場合も多く、住む人の労力や負担も抑えられます。

暮らしの中で感じる問題点や不満が明確であるため、改善ポイントがわかりやすく、より自分の理想に近い住まいを実現できます。

住み慣れた家には、家族の思い出が詰まっています。愛着のある部分はそのままに、不満のある部分だけ変えられるのもリフォームならではでしょう。

既存の構造を生かすため、撤去できない柱があるなどして、部屋の配置替えや水回りの位置変更などが思いどおりにできない場合があります。

耐震補強など構造を含めたリフォームは改修工事が大がかりになるため、逆にかなりの費用がかかってしまい、新築より価格が高くなる場合があります。

リフォームの業務は、顧客折衝から契約、工事、引き渡し、アフターフォローまで多岐にわたります。リフォーム業務の流れを理解し、それぞれの状況において必要な作業や確認すべきこと、持参する道具などを把握しておくことが大切です。また、建設工事の請負契約においては、すべての工事で契約書面の交付が義務付けられています。トラブルを招かないように、必要書類の準備を整えておくようにしましょう。