住宅の基礎を解説!住宅リフォームマニュアル~電気~
各家庭の電気容量は、電気会社との契約によって決まっています。
リフォームなどで必要な容量が増える場合もあるので、まず現状の契約内容を確認しておきましょう。
【図解】分電盤のパーツと役割
家庭で安全に電気を使用するための分電盤について、構造や各パーツの役割を説明します。
アンペアブレーカー
上部に記されている数字が、電力会社と契約している電気容量。
契約アンペアを超えると自動的にスイッチが切れる仕組みになっている。
漏電遮断器
万一、漏電したときに電気を自動的に切る安全装置。
安全ブレーカー(配線用遮断器)
電気を各部屋に振り分け、回路の安全を保つ。
異常があると遮断機が作動して、その回路だけの電気を止める仕組み。
【抑えておきたい!】「電気」のポイント
分電盤の設置場所
普段は目につきにくく、しかし停電時に操作しやすい場所に設置されていることが多いです。
玄関付近や納戸内が一般的で、水気や湿気が少ない所が適しています。
回路数は2~3回路の予備を用意
回路とは、分電盤から各部屋へ電気を回す配線のこと。
部屋数や家族構成に応じて余裕をもたせ、さらに予備として2~3回線用意しておくと安心です。
専用回路が必要な機器
1回線で同時に使える電気は12~15Aが目安。
消費電力が大きいIH電気機器、食器洗い乾燥機、電子レンジ、エアコン、
洗濯乾燥機などは1機器1回線の専用回路を確保しましょう。
電気容量の見直し
頻繁にブレーカーが落ちるといった場合は、各回路の電気機器の配分を再検討しましょう。
解決しない場合は、漏電の疑いも考えられます。電力会社に調べてもらいましょう。
【こんな時は?】電気容量の変更が必要になったら
お客様本人が、電力会社に契約の変更を申し込んでいただきます。
ブレーカーのアンペア数を上げる契約変更だけなら、電力会社が無料で行ってくれます。
しかし、マンションの場合、建物全体の電気容量が決まっているので勝手にアンペア数を上げることはできません。
必ずリフォーム前に管理組合に確認しましょう。
(分電盤に「最大契約容量○○アンペア」と記載されている場合もあります。)
いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!
上部に記されている数字が、電力会社と契約している電気容量。
契約アンペアを超えると自動的にスイッチが切れる仕組みになっている。
万一、漏電したときに電気を自動的に切る安全装置。
安全ブレーカー(配線用遮断器)
電気を各部屋に振り分け、回路の安全を保つ。
異常があると遮断機が作動して、その回路だけの電気を止める仕組み。
【抑えておきたい!】「電気」のポイント
分電盤の設置場所
普段は目につきにくく、しかし停電時に操作しやすい場所に設置されていることが多いです。
玄関付近や納戸内が一般的で、水気や湿気が少ない所が適しています。
回路数は2~3回路の予備を用意
回路とは、分電盤から各部屋へ電気を回す配線のこと。
部屋数や家族構成に応じて余裕をもたせ、さらに予備として2~3回線用意しておくと安心です。
専用回路が必要な機器
1回線で同時に使える電気は12~15Aが目安。
消費電力が大きいIH電気機器、食器洗い乾燥機、電子レンジ、エアコン、
洗濯乾燥機などは1機器1回線の専用回路を確保しましょう。
電気容量の見直し
頻繁にブレーカーが落ちるといった場合は、各回路の電気機器の配分を再検討しましょう。
解決しない場合は、漏電の疑いも考えられます。電力会社に調べてもらいましょう。
【こんな時は?】電気容量の変更が必要になったら
お客様本人が、電力会社に契約の変更を申し込んでいただきます。
ブレーカーのアンペア数を上げる契約変更だけなら、電力会社が無料で行ってくれます。
しかし、マンションの場合、建物全体の電気容量が決まっているので勝手にアンペア数を上げることはできません。
必ずリフォーム前に管理組合に確認しましょう。
(分電盤に「最大契約容量○○アンペア」と記載されている場合もあります。)
いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!
電気を各部屋に振り分け、回路の安全を保つ。
異常があると遮断機が作動して、その回路だけの電気を止める仕組み。
分電盤の設置場所
普段は目につきにくく、しかし停電時に操作しやすい場所に設置されていることが多いです。
玄関付近や納戸内が一般的で、水気や湿気が少ない所が適しています。
回路数は2~3回路の予備を用意
回路とは、分電盤から各部屋へ電気を回す配線のこと。
部屋数や家族構成に応じて余裕をもたせ、さらに予備として2~3回線用意しておくと安心です。
専用回路が必要な機器
1回線で同時に使える電気は12~15Aが目安。
消費電力が大きいIH電気機器、食器洗い乾燥機、電子レンジ、エアコン、
洗濯乾燥機などは1機器1回線の専用回路を確保しましょう。
電気容量の見直し
頻繁にブレーカーが落ちるといった場合は、各回路の電気機器の配分を再検討しましょう。
解決しない場合は、漏電の疑いも考えられます。電力会社に調べてもらいましょう。
お客様本人が、電力会社に契約の変更を申し込んでいただきます。
ブレーカーのアンペア数を上げる契約変更だけなら、電力会社が無料で行ってくれます。
しかし、マンションの場合、建物全体の電気容量が決まっているので勝手にアンペア数を上げることはできません。
必ずリフォーム前に管理組合に確認しましょう。
(分電盤に「最大契約容量○○アンペア」と記載されている場合もあります。)
いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!