営業マン必見!接客マナー・商談マニュアル ~お辞儀~

2021年6月24日
マニュアル

礼儀をあらわす形として、ビジネスのあらゆる場面で不可欠なのがお辞儀。
わずかな動作ですが、美しいお辞儀を行うだけでお客様に好印象を抱いてもらえます。

場面で使い分けるお辞儀3種

言葉と同様に気持ちを伝えるツール。
場面に応じたお辞儀はビジネスの基本。

会話のなかで

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「恐れ入ります」
「お手数をおかけいたしますが」
「お忙しいとは存じますが」

普段の会話やお客様とすれ違うときなどは15°の角度で会釈を。
首を曲げるだけではNG。視線は足元から1.5mの所へ。

挨拶するとき

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「いらっしゃいませ」
「いつもお世話になっております」
「失礼いたします」

来店したお客様のお迎え・お見送りの際など、お客様とお会いするときは30°で敬礼。
視線は足元から50~60cmの所へ。

感謝・お詫びを伝えるとき

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「ありがとうございます」
「申し訳ございません」
「配慮が足りず、ご迷惑をおかけしました」

契約決定への感謝やクレームへのお詫びなどは、
体を45°傾ける最敬礼で最大の誠意を表す。
視線は足元へ。

「お辞儀」のポイント

まずは背筋をしゃんと伸ばす

背中が丸まっていたら美しいお辞儀にはなりません。
まっすぐな棒が背中に入っているイメージで、頭と上体を一緒に、腰から曲げます。

手を揃えてきちんとした印象に

男性はズボンの両サイドの縫い目に沿って指を揃えて伸ばします。
女性は指先を伸ばして、右手を下、左手を上にかぶせて前で揃えて組みます。

落ち着きのある動作を心がける

腰を曲げたら、そこで一旦静止しましょう。
上体を上げるときも、ゆっくりと体を起こします。

2回の目線合わせで好感度アップ

まずお客様の目を見てからお辞儀を行い、
さらに体を起こしてから再びお客様に視線を戻すと、丁寧な印象が残ります。
この時、さわやかなスマイルも忘れずに。

ここに注意! ”視線”の合わせ方に気をつけて

相手に視線を合わせてから、挨拶の言葉を先に、
その後にお辞儀をし、再び相手に目を向けるのが正しいステップ。
挨拶を言いながら頭を下げるのはNGです。
相手より高い位置から挨拶しないように注意。
階段などで会ったら、必ず同じ高さまで降りて挨拶します。

いかがでしたか?
リフォーム営業初心者の方、新入社員の方向けにつくられたマニュアルですが、経営者の方やベテラン営業の方にとっても、基本の立ち返りや次世代育成にお役立て頂ける内容かと思います。
これからも連載してまいりますので、ぜひご活用ください!

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